現代社会において、インターネットは必須のものとなってきています。日常生活において、インターネットを利用しない日はないと言っても過言ではありません。では、インターネットを通じて情報はどのように伝えられているのでしょうか。インターネットの利用の中で、最も中心的なものとなっているのが光通信です。
光通信とは、情報を担った光を光ファイバーに通すことによって情報伝達を行うというものです。その際重要となってくるのが、どのようにして情報を持った光を光ファイバーに入れるのかということと、光ファイバーを通ってきた情報を持った光をいかに後段の電子機器に伝達するかということです。実験室レベルのことであれば研究者などが時間を掛けこれを行えば良いのですが、実用の際には細かい時間のかかる作業は行うことはできません。そのようなことで、先ほど述べたような事を簡単に出来るようなアッセンブリーが開発されています。
情報を担った光を光ファイバーを通して受信するアッセンブリーとしてROSAがあります。ROSAは、光ファイバー結合ユニットと光を感じるフォトダイオードで構成されています。ROSAのフォトダイオードで検出された電気信号を、後段の装置に伝達することで情報を電子として伝えることになります。その際重要となるのが光ファイバーの光軸とフォトダイオードの位置を精密に合わせるということなのですが、ROSAではあらかじめこのような設定が容易に出来るようになっています。