QFNやSONを検査する際に使用するICソケットは、あらゆる環境や場面に対応できるカスタムソケットとして活用することができます。プローブピンを使用したカスタムソケットはパッケージを一つずつ検査することができるだけでなく、一つのソケットで複数のパッケージを検査することもできます。肝心のパッケージは、外見やサイズなどによって検査対象が変わります。ソケットのカスタマイズは、より正確な後工程検査を行うために必要です。
安定した導通でプローブを確保させるためには、それに見合った蓋を選ぶことも重要です。カスタムソケットの蓋は「ラッチ式」「クラムシェル式」「ボトルキャップ式」の三種類があります。ラッチ式は均等に圧がかけられるため使い勝手が良く、ICソケットで最も多く採用されている蓋です。クラムシェル式は、片側とブロックでつながっているため貝のように開閉するタイプです。
メリットは、蓋が付いたまま開けるため繰り返し作業の手間が省けます。しかし、並べ方によっては多個検査に不向きというデメリットがあります。ボトルキャップ式は、ソケットの蓋にダイヤルネジを付けることでデバイスの接圧調整ができます。カスタムソケットは、後工程検査におけるコストやリードタイムの短縮して作業効率を向上させるアイテムです。
中には、特殊環境に対応した特注モデルを承っている会社もあります。使用環境に適したカスタムソケットを選びましょう。